こんにちは、Google認定エキスパートの竹内です。新型コロナの影響で、事業活動が制約され、身動きがとれない今だからこそ、新しい知恵と知識を習得し、ピンチをチャンスに変える準備が重要となります。WEB集客の成功事例を解説します。
当社が制作したワイン教室サイトが6ヶ月で集客数10倍、売上も10倍になりました。成功した理由は全部で5つ。
今回は、
【3】成約率を高める検索者向けライティングをワンポイント解説していきますね。
前回解説したように、この料理教室サイトは、SEO対策でgoogle1位になり、集客数が10倍になりましたが、
成約数は、ほぼゼロでした。
その理由は、検索ユーザーが申込ボタンを押したくなる文章が書けてなかったからです。
成約数=集客数 × 成約率 です。
Googleで1位になって集客数が10倍になっても、成約率が0%だったら、当然、成約数は0件です。
SEO対策は、多くの競合サイトとの競争ですから、ライバルを抜いて上位にランクインするには
継続的な自助努力をして、6ヶ月、1年という中長期的な取り組みが必要です。
でも、ページ改善による成約率改善は、自分のページ改善だけの問題なので
短期的に改善することが可能です。
成約率が1%が2%になれば、成約数は2倍になります。
ですから、私がお客様にコンサルティングをする際には、
短期的に効果が出る成約率の改善を先行し、並行して中長期的なSEO対策への取り組みで、
Googleで上位にランクインさせて、集客数も拡大させていく「二刀流戦術」を提案しています。
▼以下は、Googleの1位から10位の平均クリック率です。▼
1位:21%
10位:1.6%
その差は、13倍です。
SEO対策の効果で、10位以下のサイトは、集客数を10倍にすることが可能です。
さらに、
検索ユーザーの心をつかむ優れたライティングは
成約率が、3倍以上アップすることが検証されています。
したがって、
インターネット全盛時代の現在では、自社サイトの成約数は、売上に直結していますから、
自社サイト改善効果の可能性は、
10倍の集客数 ✖️ 3倍の成約率 =30倍の売上高
の可能性があります。
ライティングには2種類あります。
検索ユーザーなどニーズが顕在化している人向けのロジカルライティング
SNSユーザーなどニーズが潜在化している人向けのエモーショナルライティング
ロジカルライティングは、
結論のポイントを先に書き、その理由と具体例で、論理展開し、読者を納得させ
最後に結論でまとめる構成です。
このロジカルライティングは、WEBページのSEO対策だけでなく、
忙しい経営者やクライアントへ短時間で納得してもらい決断してもらうための
プレゼン手法として、非常に有効な手法です。
ライティングの一番重要なポイントは、検索ユーザーの「検索意図」です。
Google創業者ラリー・ペイジが重要なアドバイスをしています。
『完璧な検索エンジンとは、ユーザーの意図を正確に把握し、ユーザーのニーズに一致するものを返すエンジンである。』
そのキーワードで検索したユーザーが、知りたい事、解決したい事は、一体何なのか?
それを、ロジカルライティングの構成で説明し、十分に納得してもらえれば、最後の申込ボタンを押してくれるのです。
次にやるべき対策は、ステップメールによる自動接客です。(次回に続きます。)